1年前から行き始めたヨーロッパ。
せっかく行く機会があるなら、ロンドン以外に行ってみたい場所を巡っちゃおう!
と思い、ヨーロッパ周遊の計画を立てて行きました。
前回のヨーロッパ周遊旅は↓こちら↓
ドイツ・イタリアの定番おすすめ観光地を巡る計画
今回のロンドン以外のドイツ、イタリアでの旅の目的は
- ノイシュバンシュタイン城
- ヴェネツィア散策
やっぱりガイドブックやテレビ・雑誌などで有名な見てみたい場所へ行くことに。
なので成田〜ドイツ《フランクフルト》・イギリス《ロンドン》〜成田の航空券をJALで購入して
- フランクフルトから電車でノイシュバンシュタイン城の最寄り駅《フュッセン》
- 電車で《フュッセン》〜《ミュンヘン》
- ミュンヘンから夜行列車で《ベネチア》
- 電車で《ベネチア》〜《ローマ》
- 飛行機で《ローマ・フィウミチーノ空港》〜《ロンドン・ガトウィック空港》
のチケットをネットで日本で事前に購入して行きました。
前回のヨーロッパ旅行では、事前に日本で電車のチケットを購入して行って感じたことは
今回は手数料分安くなることを知ったので
現地の鉄道会社のオンライン予約で購入することに。
英語しかないので理解して買うのに時間はかかったけれど、いい経験になったし
少しずつ英語の理解力もついてきていい勉強に♪
確実に手元にチケットを持ってから海外へ出かけたい人は、日本語で楽に予約できるサービスを利用した方が絶対に安心です!
初めてのJALプレミアムエコノミーで成田発フランクフルトへ
往復の飛行機はプレミアムエコノミーの航空券を購入して
帰りはマイルを使ってビジネスクラスへアップグレード。
行きの飛行機はモスバーガーとのコラボテリヤキバーガー。
自分でテリヤキソースをパテに塗って食べるというちょっと面倒だけれど
出来立てのハンバーガーが食べられるこのコラボ企画は面白かったです♪
プレミアムエコノミーは足元が広いのとフットレストがあるのが
エコノミーよりも足が疲れにくくて
1度長距離路線で味わってしまうとエコノミーに乗れなくなってしまう贅沢病が。。。笑
11時間20分のフライトを終えて
空港からSバーンという地下鉄に乗って約10分でフランクフルト中央駅へ到着。
宿泊先は駅からすぐの”Intercity Hotel”荷物が重いので駅近のホテルにして正解♪
ホテルに着いたのが19時頃だったけれど、6月のヨーロッパは22時近くまで明るいので
フランクフルトの駅周辺をちょこっとだけ散策して
駅ナカでサンドウィッチなどを買って夕食は部屋でのんびりと。
2日目は長距離列車でフランクフルトからノイシュバンシュタイン城へ
朝8時のフランクフルト駅の上は飛行機雲がきれいな青空♡
フランクフルト駅構内にあるDB BAHNのラウンジ。
1等車の座席を予約すると駅のファーストクラスラウンジが使えるので
ここでコーヒーと軽食の朝食。
ホテルも朝食付きだったけれど、ホテルよりも美味しかったです♪
この電車でフュッセンへ♪アウグスブルグ駅で乗り換えをして約5時間の長旅。
サッカー好きな人には馴染み深い土地名なのかな?
大きな荷物を持っての電車の乗り換えは、階段の上り下りが結構大変でした。
無事に13時過ぎにフュッセン駅へ到着。
駅舎はこんな感じ。
フランクフルトとは全然違ってカラフルな可愛い街。そして静か♪
宿泊先は駅から徒歩10分ほどの”HOTEL HIRSCH”外観が可愛い♡
お部屋もまた可愛い♡
窓の外の景色はこんな感じ♪絵本に出てきそうなきれいな街。
街を散歩。あんまりお店も多くなくて閉まっているところも多いなか見つけたのが
ホテルと駅の間くらいにある”Kur cafe”のケーキ。
ゆっくり過ごせそうな喫茶店だったけれどケーキを2つお持ち帰り♪
夕食はホテルのレストランでステーキを。
朝食もホテルのビュッフェ。
憧れのお城ノイシュバンシュタイン城見学ツアーへ
そしてここからバスに乗ってノイシュバンシュタイン城へ♪
日本から事前にネットでノイシュバンシュタイン城の入場券を購入していたので
この通り、8:15にチケットセンターへ行くと
近くにある”ホーエンシュヴァンガウ城”の入場券も付いていて
9:15からツアーが始まるといわれたのでお散歩して時間を潰して向かうことに。
アルプ湖。ものすごくキレイで見入ってしまった!
これがホーエンシュヴァンガウ城。
19世紀にミュンヘンを首都とした南ドイツの王国、バイエルン王国の第3代国王・マクシミリアン2世によって改築されたお城。
”シュヴァンガウ”という地名は”白鳥の里”という意味なんだそう。
この地を舞台に描かれたワーグナーのオペラ”ローエングリン”が有名で
このオペラをマクシミリアン2世の長男”ルートヴィヒ2世”が気に入ったことで知られている。
そんなルートヴィヒ2世が幼少期を過ごしたお城がこのホーエンシュヴァンガウ城で
ノイシュバンシュタイン城を建築した人なのです。
歴史って実際に見て味わうとよく入ってくるものですね♪
お城の中をお城のガイドさんが一部屋ずつ簡単に英語で説明してくれて
見学したあとは11:15までにノイシュバンシュタイン城の入り口へ。
ここから山の上までずっと歩くのがちょっときついかな?
登ってくると前方に見えるのがさっきまでいたホーエンシュヴァンガウ城。
そしてこのマリエン橋の人がたくさんいるあたりへ行くと
写真で見たことのあるこの風景♡
馬車でお城まで上がってしまうと通り過ぎてしまうので注意!
食事中のお馬さん。
ノイシュバンシュタイン城は
中世騎士道に憧れを抱い、ワーグナー好きのワグネリアンだったルートヴィヒ2世が建てたお城で
ただ趣味を実現させるためだけに建てられたお城で
他のお城とは造りも違って華美な装飾ばかりで実用性はなかったそう。
103日間だけしかここに住めなかったそうで
出来上がる前に精神病認定されてバイエルン王を辞めさせられて
亡くなってしまったルートヴィヒ2世。
趣味でこんなお城を作るなんてすごいですよね〜
有名なプレッツェル♪
ノイシュバンシュタイン城は自由見学ができないお城だとは知らず、
11:15頃に団体ツアー観光客の日本人のおばさま達と一緒に日本語ツアーへ。
1時間以上かけてゆっくり回ってお城を出るとなんと電車の時間が間に合わない。。。
仕方なく、電車のチケットは無効にして麓からフュッセン駅までのバスに乗って
駅で電車の切符を買い直してからミュンヘン中央駅へ。
オンラインで購入するのと2€しか変わらない。。。
このチケットだけは事前に予約しなきゃよかったなぁ〜っと後悔。。。
そして2時間ほど電車に乗って”ミュンヘン駅”到着。
ミュンヘンはまた違った雰囲気。
市庁舎。こんなところが役所だったら手続きに行くのもちょっと行く気になっちゃう!?
素敵な建物♪
お城のなかにいるような街なかで、散策するのが楽しい♪
楽譜屋さんも見つけてちょっと覗いてみたり。
ミュンヘン駅前にあるデパート”カールシュタッド”でドイツソーセージやモーツァルトチョコを買い込んだりここでドイツ旅が終わりなのでドイツらしいものの買い物。
ミュンヘンから夜行列車でイタリア・ベネチアへ
ミュンヘン駅構内のDB ラウンジでひと休みして
ヴェネチア行きの寝台列車へ。
2段ベッドの1等個室。完全な個室になっていて
トイレ・シャワー付きで食べ物を持ち込めば朝までここから出る必要なし♪
寝ている間の荷物の心配などが少ないし女1人旅なので選べるならと思ってこの座席に。
席に着くと、車掌さんの女性が
「ワインかジュース、どちらにしますか?」
っといきなり聞かれたので、早速車内販売か?と思ったら
「このクラスの座席のサービスです」
と言われてちょっと安心してワインをお願いしたら
サンドウィッチのBOXと一緒に持ってきてくれて、初めて食事付きだと知ったり。。。
もっと英語を勉強しなきゃですね。。。
憧れのホテル・ダニエリに宿泊
翌朝7時にはベネチア・サンタルチア駅へ到着♪
ここからヴァポレットという船上バスに乗って
宿泊先の”ホテル・ダニエリ”まで。
Ferroviaというフェリー乗り場へ行って「4.1」か「5.1」に乗って約30分。
S.Zaccaria(Danieli)”F”というところで下船すれば目の前がホテルダニエリ。
ここ、映画”ツーリスト”の舞台になった高級ホテル。
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの初共演作の映画で
飛行機で見て映像に虜になってしまって
ベネチアに行くならこのホテル!!!と思っていた場所。
今回の旅の計画でSPGのサイトでホテル検索をしていたら
ホテルダニエリがSPGのラグジュアリーコレクションホテルだと知って
これは予約するしかない!!!
っと今までの旅の中で最高額のホテル代をちょっと悩みながらも
もう来れない場所かもしれないと思い、予約をポチっと。
ホテルダニエリは14世紀に建てられた宮殿。
貴族たちの滞在先として使われていて
19世紀、ダニエリのニックネームで呼ばれていた”ジョゼッペ・ダル・ニエル”が少しずつ宮殿を買い取って所有してホテルに改装したのがホテル・ダニエリの始まり。
作曲家ショパンと一時期同棲していた作家のジョルジュ・サンドが詩人と過ごしてスキャンダルになったのもこのホテル。
その後、2008年にジャック・ガルシアによって改装されて今のホテルの内装になっているそう。
エントランス入るとこの造り。映画で見た景色そのものでうっとり♪
お部屋からの景色。目の前ではないけれどとってもいい眺め♪
反対の眺め。統一感ある屋根がキレイ♪
ホテルへチェックインして早速街なかをお散歩
ヴァポレット乗り場には東日本大震災の後に飾られた日本の国旗が。親日な人が多くて嬉しい♪
ちょっと路地へ入って進んでいくとこんな感じ。水の都らしい光景♪
サン・マルコ広場。人が多い!
広場の周りにあるカフェはどこもお客さんでいっぱい!
しばらく歩いて進んでいくとフェニーチェ劇場というところへ。
今日はなにか公演があるかな〜?っと聞いてみると
“Claudio Marino Moretti”コンサートがあるとのことで。
クラウディオ・マリーノ・モレッティさんのコンサート。ここの常任指揮者なのかな?
50€とちょっと高かったけれど、興味があったので聴きに行くことに。
コラールなどの教会音楽で「大学でこういう授業あったなぁ〜」っと個人的に懐かしさのある曲。
劇場内がとっても素敵で円形ホール。
どんな人が座る席なんでしょう??
演目が終わるとすっかり夜。夜のベネチアを散歩しながらホテルへ戻り1日目終了。
旅5日目はベネチアの街をひたすら散策♪
6月でセール時期なのか、いたるところのブランド店でセールをしていて
”ブルーノ・マリ”のフラットシューズとサンダル合わせて3万円ほどで購入。
日本で買うと倍額くらいするみたいでこれはいいお買い物♪
5年経ってもまだまだキレイに履けていて高いものは長持ちするので好きです♡
路地はお土産屋さんやレストラン、雑貨屋さんなどで見ているだけでも楽しい♪
夕食はホテルダニエリの上にあるテラッツァ・ダニエリで夕食。
ディナーは19時オープンとイタリア時間!
でも6月なので明るい♪サラダとステーキをオーダー。
いい景色を見ながら1人でゆっくり食べるディナーは超贅沢♡
夕食後のお散歩♪
旅6日目はダニエリでの朝食から
朝も同じ場所で朝食ビュッフェ♪
朝はちょっと目を離したすきに鳥に食べられるという・・・・・
ウェイターさんが同じものを持ってきてくれました♡
大型客船のコスタがベネチアに寄港したよう♪
朝一で”ヴェネツィアの鐘楼”と言われるサン・マルコ広場にある鐘楼へ。
すごい眺め♡
ヴェネチアからローマへ
チェックアウトしてサンタルチア駅へ向かってヴェネツィアとさよならです。。
ヴェネチア・サンタルチア駅からローマテルミニ駅へ電車で約4時間。
ローマ駅へ到着してここで1泊。
宿泊先は”Terminal Hotel Roma”
ビジネスホテルに分類されているだけあってシンプルな感じ。
1人で泊まるのにトリプルベッドのお部屋でやけに広くて
なんだか全然寝られず。。。
ヴェネツィアで超高級ホテルに宿泊したのでここは安さで選んでしまったので仕方ないです笑
旅7日目は早朝のローマ散策
朝5時のトレビの泉は全然人がいなくて
いい写真が撮れました♪
昼間だと混んでいてこんなにゆっくりいられないんだろうなぁ〜。
ローマのホテルは朝食付きだったけれど
マフィンみたいなパンと
着色が凄いビビッドなオレンジウォーターみたいな(果汁はない味)ものしかなく
いや〜ないなっと初めて思ったホテル。
ローマ駅周辺はホテル代も高いし、1泊だけだし、ダニエリで贅沢しすぎちゃったから
ここは節約と思ったのでまぁよしとします笑
ローマからロンドンへ飛行機移動
ローマテルミニ駅からレオナルドエクスプレスという空港行きの列車に乗って
フィウミチーノ空港へ。
ここからブリティッシュエアウェイズの
BA2543便11:25発ロンドン・ガトウィック空港行きの飛行機に乗ってロンドンへ♪
ロンドン・ガトウィック空港から友人宅まで
easyBusのバスに乗ってWest Brompton Lillie Roadのバス停へ。
電車だとガトウィックエクスプレスがあるけれど
ガトウィック空港〜ヴィクトリア駅まで片道£17.80とバスの倍額以上。
バスのほうが意外と目的地に近かったりすることもあるのでオススメです!
旅7日目〜約1週間はロンドンステイ。
もう何度も来ているので写真を全然撮らず、のんびりロンドナー気分で楽しみ過ごして
たまには写真を撮らず見て楽しむだけの時間もいいなと思ったり♪
旅13日目。
帰国日。アップグレードしてビジネスクラスなのでBAのラウンジへ。
クリスプス食べてお酒飲んで飛行機に乗る準備して
飛行機へ。機内食。
今回はだいぶ贅沢な旅を経験できました。
機内食の間にラーメン♪
機内でラーメンなんてめったに食べられないと思って頼んでしまった笑
かかった費用
- 飛行機代→成田〜フランクフルト・ロンドン〜成田JAL行きPY・帰りCクラス¥259,000+燃油サーチャージ¥77,710=¥336,710
- ローマ〜ロンドン飛行機代→BA Yクラス143€
- フランクフルト〜フュッセン電車代→80€
- フュッセン〜ミュンヘン電車代→21€
- ミュンヘン〜ベネチア寝台列車代→189€
- ベネチア〜ローマ電車代→$98
- ローマ〜フィウミチーノ空港電車代→14€
- ガトウィック空港〜ロンドン市内バス代→£8.49
- フランクフルトホテル代→Inter City hotel朝食付き 1泊¥8,350 Hotels.comで予約
- フュッセンホテル代→Hotel Hirsch朝食付き1泊 85€ Hotels.comで予約
- ベネチアホテル代→Hotel Danieli朝食付き2泊 1568€ SPGで予約
- ローマホテル代→Roma Terminal Hotel朝食付き1泊 ¥8,400
- 夕食代